那覇市議会 2020-07-30
令和 02年(2020年) 7月30日総務常任委員会(総務分科会)−07月30日-01号
委 員 中 村 圭 介 委 員 上 原 快 佐
委 員 我如古 一 郎 委 員 野 原 嘉 孝
委 員 金 城 眞 徳
委 員 大 山 孝 夫
───────────────────────────────────────
●
欠席委員
委 員 翁 長 俊 英
───────────────────────────────────────
●
説明のため
出席した者の職、
氏名
新 垣 淑 博
企画財務部副部長
山 口 芳 弘
企画財務部参事兼
課長
上 原 曜 一
企画財務部参事兼
企画調整課長
石 川 清 志
企画調整課副
参事
花 城 保
企画調整課副
参事
───────────────────────────────────────
●職務のため
出席した
事務局職員の職、
氏名
當 間 順 子 次長兼
庶務課長
仲宗根 健
議事管理課主幹
徳 永 周 作
調査法制課主幹
───────────────────────────────────────
(午前10時45分
開会)
○
委員長(
上里直司)
おはようございます。
分科会を
開会する前に、御報告いたします。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、密閉、密集、密接を防ぐため、
審査中の扉を開けたままにすること、
執行部及び
委員の席も間隔を空けていること、
執行部は
必要最小限の
出席にしていること、以上の対策を行っております。
委員各位の御理解、御協力をお願いいたします。
○
委員長(
上里直司)
お疲れさまです。
分科会を
開会する前に、本日の
出欠状況について御報告申し上げます。
委員会定数10人中、
出席8人、欠席1人となっております。
翁長俊英委員からは欠席する旨の連絡がございました。
それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから
総務分科会を
開会いたします。
初めに、
審査日程について協議いたします。
お
手元に
審査日程(案)を配付しておりますので、
休憩をして協議いたしたいと思います。
休憩いたします。
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
審査日程につきましては、
休憩中に協議した案のとおり進めることに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と言う者あり)
○
委員長(
上里直司)
御
異議なしと認め、さよう決しました。
休憩いたします。
(
休憩中に
答弁者入室)
【
予算決算常任委員会総務分科会】
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
これより
総務分科会の
審査に入ります。
議案第78号、
令和2
年度那覇市
一般会計補正予算(第6号)中、
企画財務部財政課関係分を
議題といたします。
それでは、
山口芳弘参事兼
財政課長、
説明をお願いいたします。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
山口芳弘)
よろしくお願いいたします。
それでは、
議案第78号、
令和2
年度一般会計補正予算(第6号)につきまして御
説明いたします。
説明はお
手元にお配りしております資料に沿って行います。よろしくお願いいたします。
1ページを開けて御覧いただきたいと思います。今回の第6
号補正につきましては、先ほど議場でもありましたように、
GIGAスクール構想の実現に向けた
児童生徒1人1台
端末の
整備を早期に実現する必要が生じたことにより、
歳入・
歳出予算をそれぞれ21億4,569万7,000円を
増額補正いたします。
補正後の
一般会計予算額は、
歳入・
歳出それぞれ1,964億7,131万4,000円となります。
まず、表の中の左側、
歳入の
補正、ア.
国庫支出金のうち、aの
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらを10億2,633万6,000円増額計上いたしまして、右側、
歳出の
補正の2
事業、まずア.
学校情報機器等整備事業(
GIGA)に7億6,912万6,000円、それからイ.
指導者用情報機器等整備事業に2億5,721万円をそれぞれ充当いたします。
また、あわせて
国庫支出金のうち、bの
公立学校情報機器整備費補助金、これを9億3,824万2,000円計上しまして、
歳出の
補正、ア.
学校情報機器等整備事業(
GIGA)に充当いたします。
次に、右側の
歳出の
補正でございます。ア.
学校情報機器等整備事業(
GIGA)、こちらではまず、
児童生徒の1人1台
端末整備の
関連経費として18億3,917万7,000円を計上しております。これは全
児童生徒の
端末として2万8,459台、
故障発生時の
予備機として200台を積算しております。
また、家庭にWi−
Fi環境がない場合に備えまして、Wi−
Fiモバイルルーターの
整備費を6,706台分、あわせて積算しております。その他
経費としましては、新たに
採用予定の
会計年度任用職員2人分の
人件費等392万円を加えまして、本
事業では計18億4,309万7,000円を計上してございます。
それからイ.
指導者用情報機器等整備事業では、
先生方用の
パソコンについても
子供たちの
端末整備にあわせまして、
GIGAスクール構想に対応した
タッチ操作機能を持った
薄型軽量の
ノートパソコンを
整備してまいります。
調達台数としましては、
指導者用1,460台に、
予備機として53台を加えた合計1,513台を積算しております。
事業費としては3億260万円を計上してございます。
最終的に
歳入・
歳出の
補正に伴う
収支差額を
財政調整基金より調整いたしますが、これが
歳入の
補正、イ、a.
財政調整基金繰入金、こちらは今回、1億8,111万9,000円の増額でございます。
続いて2ページを御覧ください。第2表としまして
債務負担行為補正、今回は3件の追加でございます。
上段の
学校情報機器等整備事業(
GIGA)では、
児童生徒1人1台
端末に係る
保守管理に要する
経費につきまして、
限度額2億2,319万7,000円を計上しております。
それから下の段の
指導者用情報機器等整備事業は、
子供たちの
端末整備に応じて
先生方用に
整備する
情報端末に係る
保守管理に要する
経費につきまして、
限度額7,439万円を計上してございます。
中段の
学校ICT環境整備事業(
GIGA)につきましては、先だって6月
議会で
予算承認されました
校内Wi−
Fi環境設備に係る
保守管理に要する
経費につきまして、
限度額3,894万円として計上しております。
いずれも翌
年度以降に係る59
月分、すなわち
令和3
年度から
令和7
年度分を
債務負担の期間として設定してございます。
最後に3ページでございますが、
財政課分となりますけれども、
歳入のうち、
財政調整基金繰入金が先ほど申し上げましたように、1億8,111万9,000円の
増額補正となっております。なお、今回の
補正によりまして、
財政調整基金の残高は10億538万8,000円となるところであります。
以上が
議案第78号、
令和2
年度一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
以上です。
○
委員長(
上里直司)
これより
質疑に入ります。
中村委員。
◆
委員(
中村圭介)
今回の
学校情報機器等整備事業についてなんですが、これは
債務負担も毎年、国のほうからの
補助金という形になっているんですか。
○
委員長(
上里直司)
山口芳弘参事兼
財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
山口芳弘)
国の
補助金はあくまでも
令和2
年度のみということになってございます。
○
委員長(
上里直司)
中村委員。
◆
委員(
中村圭介)
では、翌年以降は
那覇市のほうからの持ち出しという形になるんですか。
○
委員長(
上里直司)
山口芳弘参事兼
財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
山口芳弘)
はい、そのとおりでございます。
○
委員長(
上里直司)
中村委員。
◆
委員(
中村圭介)
そうすると、毎年、かなりの額を支出することになると思うのですが、これを
整備することによって代わりに
歳出削減につながるようなこともあるのかというのをちょっとお聞きしたいと思います。
○
委員長(
上里直司)
山口芳弘参事兼
財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
山口芳弘)
直接、今の
歳出削減に絡む
事業があるかどうかというのは即答できないんですけれども、今回の
補正につきましては、国の
文科省の
補助金と第2次分の
地方創生臨時交付金を有効に活用したいというのがまずありまして、その後の翌
年度以降の
保守管理に関する
経費については
必要経費分だろうというふうに感じています。
○
委員長(
上里直司)
中村委員。
◆
委員(
中村圭介)
私も必要だと思うんですが、額も大きいし、5年というところで割と長期的な計画になっているのかなと思うので、ただ5年後、またどうするのかということも備えとしては考えておかないといけないかなと思いますので
検討をよろしくお願いいたします。
以上です。
○
委員長(
上里直司)
ほかに
質疑はありませんか。
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
ちょっと教えてください。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金なんですけど、
那覇市は
幾らもらって、この
事業も含めて
幾ら使って、
残額が
幾らか分かりますか。
○
委員長(
上里直司)
山口芳弘参事兼
財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
山口芳弘)
まず、本市の1次
配分分が7億2,073万8,000円ございます。1次
配分については、充てる
事業については今、6月
補正で
事業として上げているところです。それから2次分につきましてが、
本市分が23億5,069万5,000円でございます。合計いたしますと、30億7,143万3,000円になります。合計の金額といたしまして、30億7,143万3,000円でございます。この6月の末に示された2次
配分の23億余りの
交付金につきましては、現在、
企画調整課のほうで各課から
ニーズ調査を行って、それを取りまとめてどの
事業に充てていくということを9月
議会でも改めて提案していく
予定になってございます。
○
委員長(
上里直司)
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
いや、
質問はここまで使ったのが
幾らで、
残額が
幾らですかという
質問なんですけど、もし分からないんだったら分からないでもいいんですよ。今、この場で分からないなら分からないで。
○
委員長(
上里直司)
山口芳弘参事兼
財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
山口芳弘)
失礼しました。
1次
配分の7億円の使い道は主に決まっているんですけれども、細かいことは分からないんですが、数字まではいかないんですけど。
○
委員長(
上里直司)
休憩いたします。
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
分かりました。
あと、bの
公立学校情報機器整備費補助金なんですけど、これも今
年度だけなのか、継続なのかという、政府の意向は出ているんですか。
○
委員長(
上里直司)
山口芳弘参事兼
財政課長。
◎
企画財務部参事兼
財政課長(
山口芳弘)
これは
児童生徒の1人1台
端末4万5,000円の
補助金なんですけれども、基本的には今
年度までというふうに聞いております。
○
委員長(
上里直司)
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
分かりました。
○
委員長(
上里直司)
ほかに
質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
委員長(
上里直司)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(
休憩中に
答弁者入れ替え)
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
次に、
企画財務部企画調整課関係分についてを
議題といたします。
それでは、
上原曜一参事兼
企画調整課長、
説明をお願します。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
ハイサイ、
企画財務部企画調整課でございます。ユタサルグトゥ ウニゲーサビラ。
それでは、
議案第78号、
令和2
年度一般会計補正予算(第6号)に係る
企画調整課所管分について御
説明いたします。お
手元の資料の裏面の1ページを御覧ください。今回は
歳入のみの
補正となります。
第15
款国庫支出金2項
国庫補助金1目
総務費国庫補助金1節
総務管理費補助金04
細節新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で10億2,633万6,000円の
増額補正となってございます。
補正後の額が17億4,707万4,000円となります。これは国の同
交付金、
那覇市第2次
交付金の23億5,069万5,000円のうち、10億2,633万6,000円を
GIGAスクール構想事業に充当する内容となってございます。
GIGAスクール構想事業の総額21億4,569万7,000円のうち、
公立学校情報機器整備費補助金約9億3,000万円を差し引く
一般財源分12億745万5,000円のうち、約85%、10億2,633万6,000円を同
交付金で充当するものとなってございます。
充当先は、
教育研究所の
児童生徒の
タブレット購入、
学校情報機器等整備事業(
GIGA)へ7億6,912万6,000円を充当し、教師の
PCタブレット購入、
指導者用情報機器等整備事業へ2億5,721万円を充当しております。
以上で
説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
○
委員長(
上里直司)
これより
質疑に入ります。
野原委員。
◆
委員(
野原嘉孝)
お疲れさまです。
今回、2次の
交付があるということで、
地方創生臨時交付金、
GIGAスクールに使われる
部分とその他の
部分で、ある程度こういう計画をしているというのが分かっている分で教えていただきたいのと、その中で1点だけ細かい
質問ですけど、4月28日以降に生まれた
新生児に
定額給付金10万円はなかったと、あたらなかったと思うんですけれども、今回、各
自治体において
地方創生臨時交付金を使って
新生児においてもそれは認めて、各
自治体に任せるというような発出があったと思うんですけれども、一応、国から、これは
那覇市としてどういうふうに考えているのか、現時点で
検討しているのか、それともまだ上がっていないのか、そこまでちょっと教えていただけますか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
約23億のうち、今回の
GIGAスクールへの
充当額を除いた額、残りが13億2,435万9,000円となります。これにつきましては、次回9月の第8
号補正で提案をする
予定でございます。その中でありますのが、現在、各課のほうへ
ニーズ調査をしまして、出てきた
事業が56
事業ございまして、トータルで28億ほどになってございます。これは
GIGAスクールも含めておりますので、10億は差し引いて構わないかと思います。28億が出てきておりまして、その中で出てきているものの中でピックアップして申し上げますと、
テレワーク導入事業、これは
職員間のテレワークができるような
事業として200万ほど、
キャッシュレス決済導入事業1,245万、こちらのほうは
市民課に
販売機があるんですけれども、これを今、お金で入れて購入するようになっていますが、これをカードで買ったりという形にできるようなものにする
事業となってございます。
ほかには、市内の
協力病院への
支援金、こちらのほうがとても大きくて、約5億円を
予定してございます。それと
介護施設であったり障がい
者施設への
支援金を、
介護施設は6,000万、障がい
者施設は3,100万円ほどを
予定してございます。ほか、
路線バス、
タクシー会社への
支援金を8,000万円ほど、
予定でございますが出てきております。
委員から御指摘がございました
新生児への
定額給付金10万円ですけれども、今のところ、
那覇市としてはこれは考えていないというところでございます。
○
委員長(
上里直司)
野原委員。
◆
委員(
野原嘉孝)
こういう
コロナの
状況の中で新しい命が生まれて、それでも家計が大変なところはあるので、その実態を掌握して、課が違うかもしれませんけど、実態を掌握した上で、それに対する支援という形でできるような、これは
検討もぜひやっていただきたいなと考えております。今ぱっと聞いた限りでも、これは早急に実行してやるべきものなのかどうかということも含めて、順番も含めて考えていかなくちゃいけないのもあるんじゃないかなと思いますので、
一覧表ができたらまた
早め早めに
議会にも
委員にも
情報を提示していただいて、ちょっと
検討をするというか、意見も言えるような時間、枠も取っていただけたらなと思います。
新生児の件は市長部局とも確認しながら
検討していただきたいなと、提起したいと思います。
以上です。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
検討してまいります。
○
委員長(
上里直司)
ほかに
質疑はありませんか。
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
今回、1次、2次で約30億円ぐらいのものなんですけれども、今の
GIGAスクールまでで
幾ら使ったか分かりますか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
今、おおよそでしか出てきておりませんけれども。
○
委員長(
上里直司)
休憩いたします。
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
現在、進行中のものもございますので、
幾ら残っているかということで申しますと、先ほどの23億の中の
GIGAスクールを除いた額の13億が残っている額ということで、
あとは
実績が出ないと
幾ら残っているということが言えない
状況にございますので、その13億を何に充てるかということを今、考えているところでございます。
○
委員長(
上里直司)
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
聞きたかったのは、
予算の
枠組みを先にやって、
執行が
幾らなのか、今回の
クーポンの不明確な
部分は理解した上で、
枠組みとして大体満額を使えばどこまでかというので、残りが13億ということでいいんですかという、細かい話ではなくて、
予算が全部使い切ってというか、振り切ればそこまでの
執行率でいいんですかという確認だったんですけど。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
現在のところ、1次のほうで7億の
交付金がございましたが、それに12億を充てておりまして、5億の
残額が出る
予定でございます。その中で
実績が
幾ら余るのかというのがまず1つございます。
○
委員長(
上里直司)
休憩いたします。
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
私も
理解不足で申し訳ない。
例えば
執行残の
コロナウイルスのものが余るとするじゃないですか。1次でも
GIGAスクールでも、そうすると、また工夫して、もう1回で
那覇市で
事業としてこの
予算を使うことはできるんですか。それとも1回、
国庫に返したりという作業が必要になるのか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
この
事業自体、国のほうからできる限り全額を使うようにということで言われておりますので、
GIGAでも分かりますけれども、85%の
充当率にしております。ですので、
実績が下がったとしてもこの
交付額を超えるような
事業をするような
事業展開をしておりますので、返すことは考えてございません。また
締切りがあるんですけれども、9月30日が国への2次分の
締切りがございます。そして3次分の
締切りが、また3次分が1次分で1兆円のうち3,000万がまだ
配分がございませんので、3次分の
配分がございません。ごめんなさい。3,000億の
配分がございますので、それを合わせた形になりますので、その提出がまた今年の年末頃になろうかと考えています。
○
委員長(
上里直司)
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
大変勉強になりました。
1次分のものは使い切れなかったと、例えば
クーポン事業とかそういうので使い切れなかった場合については1回、
国庫に返す形になるんですか。要はそれを足して、また3次分で引っ張ってくるのかとか、決まっていれば決まっているで、決まってないなら決まってないで、要は
那覇市でプールしておいていいのかというのがちょっと分からなくて、教えてください。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
これは1次分、2次分、
那覇市でプールして使っていくという形になります。それに加えて3次分を加えるという形になります。
○
委員長(
上里直司)
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
分かりました。
その中で、3次は不明確な中で、今まで積み上げた中で、3分の1を使うとなると非常に大きな割合を占めるなというのが
イメージであります。ただ先ほどの
上里議員からの本
会議における
質疑の中では、決まっていないというような
イメージ、例えば
OSであったりソフトだったりというのも、もう少し細かく決まっていないと、この
予算の積み上げ方は分からない気がするんですよね。
例えばappleのものとAndroidのものは
本体自体に
価格差が大きくあって、というのは分からないんですけれども、これは
企画としてはどういうふうに、例えば
端末1台
当たり幾らという積算はチェックしたのか教えてください。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
GIGAスクールにおいては、まず単価の
補助が4万5,000円出ることになってございます。それを積み上げたものが20億、この中には
OS、ほかのチャンネルを見られないようなフィルターをかけたりとか、
あとはいろんな
経費がかかって20億というふうになってございます。
OSもまだきちっと決まっておりませんけれども、今、
研究所のほうでそれを決めるために取り組んでいるところでございます。
早い時期にやっていますけれども、これは本土、23区のほうでは早めに国のほうから設置をしなさいということがございまして、
那覇市としてもできるだけ早く
全校生徒に、学生にこれを設置して
整備したい。
OSが整っていない
状況ではございますけれども、実は
職員のほうも
教育研究所のほうに2人、時限的に
教育委員会内で寄せて、
あとは
会計年度も2人つけて、早くこの仕様が固まるようにということで、今、努力を尽くしているところでございます。そういった中で精査をしていけるということで考えております。
○
委員長(
上里直司)
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
これは私の個人的な感想になってしまって、管轄もこっちではない、
教育委員会のほうになってしまうんですが、
予算だけ先に取りすぎて仕様が固まりすぎていないと議論ができないなと、
事業的には悪くなんですけど、というのは思いました。これは所管だけなので、
企画としてももう少し
議会に提出するときに詰めないと議論ができないので、今後は
企画としても意識をしておいてほしいなというのは、これは要望で終わります。
○
委員長(
上里直司)
我如古
委員。
◆
委員(我如古一郎)
先ほど
地方創生臨時交付金13億残っている中で、9月
議会で、
コロナ対策で協力をいただいた医療機関に5億円の
補助金を想定しているとありましたが、幾つの医療機関を想定しているんでしょうか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
4つでございます。
那覇市立病院、大浜病院、協同病院、赤十字病院になります。
○
委員長(
上里直司)
我如古
委員。
◆
委員(我如古一郎)
新聞報道でも結構大きく取り上げられていますが、
コロナ感染症患者を受け入れたことでかなりの赤字を生じてしまったと、医療機関の経営にも深刻な影を落としているというのが、沖縄だけではなくて、当然、全国の多くの医療機関が今これで悩んでいます。医療機関は患者さんを目の前にしたら拒否はしない。当然、受け入れていくことと、経営が赤字になることの板挟みで深刻な
状況。今、第2波とも言える
状況で、病床利用率は昨日時点で86%、これが今日にも100%になるのではないかと言われているのに、じゃ受入れをどうしようと悩んでいる医療機関はない。だけど、経営は苦しくなる。これに対して9月でいいのかなというのがちょっと答弁を聞いて思いましたけれども、どうお考えですか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
この病院への
支援金につきましては、県と連携して行っております。県が2分の1、
那覇市が2分の1ということで、もちろん病床数が減っているという、この損益と来院者も減っているということで、各病院は1億以上の損害が4月にあったということを聞いています。それを合算しまして、半分は
那覇市、半分は県ということで今のところは進めております。
2波が発生したときはまたそのときの対応があるかと考えております。
○
委員長(
上里直司)
我如古
委員。
◆
委員(我如古一郎)
この
補助をするという表明は、1次分ということなんですか。第1波のときの影響を受けた赤字分をある程度補填しようということなんですか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
はい、そのとおりでございます。
○
委員長(
上里直司)
我如古
委員。
◆
委員(我如古一郎)
分かりました。
医療機関が医療崩壊を起こす前に手立てをする。そのためにもこういう
補助金を今、想定していますよということは
情報としてある程度流しておくと医療機関は安心して患者さん対応ができると私は思っていますので、ぜひそういう観点からの対応をお願いしたいのですが、どうでしょうか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
各病院とは連携を取り合いながらやってございますので、
情報提供を常にやっていきたいと考えております。
○
委員長(
上里直司)
我如古
委員。
◆
委員(我如古一郎)
頑張ってください。
○
委員長(
上里直司)
花城保副
参事。
◎
企画調整課副
参事(花城保)
病院関係なんですけど、今、
課長からお話があったように、県の
補助金がございます。それについては2分の1ということで基本的にはあるんですけど、この
状況が県のほうからは、もしかしたらもう少し増えるかもしれないし、減るかもしれないということで、今は調整中でして、もしかしたら
那覇市の負担が増えるかもしれないし、減るかもしれないという
状況がございますので、先ほど言った5億があくまでも今、
予定ということで御理解していただければと思います。
すみませんがよろしくお願いいたします。以上です。
○
委員長(
上里直司)
我如古
委員。
◆
委員(我如古一郎)
締めですけど、本来は臨時
交付金、こういう
補助金はもっと広く市民のために使っていって、この医療機関の赤字そのものは国の責任だと私は思っています。そういう意味では、国には改めて要求もすべきだと思うし、幅広く市民の生命、安全、そして経済の回復のために、この
交付金が使えるように国にも要望してほしいと思います。
終わります。
○
委員長(
上里直司)
ほかに
質疑はありませんか。
上原
委員。
◆
委員(上原快佐)
分かればで結構なんですけれども、今、経済対策なり、またこういう教育なりにいろいろ
予算をつけて進めていらっしゃるんですけれども、我如古
委員が言ったように、今日にももしかしたら病床が100%埋まるという
状況で、さらに今、拡大していますよね。
ちょっと聞きたいところが、
那覇市がやっているのか、これは県がやっているのかなんですけれども、宿泊施設での受入れというのが今後は絶対必要になる。100%を超えたら当然受け入れられないわけだから、軽症者に関しては宿泊施設で受け入れてもらうことになると思うんですけど、この宿泊施設等での療養者への支援
事業、いわゆるホテルとかでやるという、これは県がやっているんですか、それとも
那覇市がやっているんですか。
○
委員長(
上里直司)
休憩いたします。
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
この感染者の宿泊については県のほうでやってございます。
○
委員長(
上里直司)
上原
委員。
◆
委員(上原快佐)
ということはホテルの借上げは県がやっているということですか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
はい、そうでございます。
○
委員長(
上里直司)
上原
委員。
◆
委員(上原快佐)
これは
那覇市と協議とか、例えばどこのホテルを使うとか、そういった協議というのは今のところ、県とはやってはいないんですか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
ちょっとこちらのほうでは把握しておりません。保健総務課のほうが管轄になりますので。
○
委員長(
上里直司)
上原
委員。
◆
委員(上原快佐)
分かりました。
所管ではないのであれだと思うんですけど、今後、県主導でやったとしても、感染者を見ていると
那覇市が圧倒的に多い中で、
那覇市と県の
企画とも調整して、どういった形でどのホテルにどれぐらい受け入れるというのは話していくと思うので、今後、
那覇市も県と話し合って、多くやらないと今後の体制とか受入れが医療機関でもできないと思うので、そこら辺はちょっと調整をお願いしたいと思います。
以上です。
○
委員長(
上里直司)
ほかに
質疑はありませんか。
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
GIGAスクール構想に戻りますけれども、
GIGAスクール構想なんですけど、今おっしゃったように、いろんなところが手を挙げてということもいただいて、そのときに
端末が本当に入るかどうかちょっと不安で、そうすると
会計年度があるので、
年度を越えてしまった場合についての措置はどうなるか分かりますか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
この
交付金につきましては、繰越明許が可能ということになっていますので、次
年度納入ということでも大丈夫です。
○
委員長(
上里直司)
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
その辺を加味して入札にかけないと、台数、もしくはエリアごとに分けたり、学校ごとに分けないと、1社の業者でこれだけの台数、4万5,000台ですか、
あとは先生の
部分もあるので、これは法制契約課になるかもしれないんですが、
企画のほうもちょっと気にしてあげて、入札の仕方となると、多分、機種まで決まってしまう話になるとは思うんですが、やってほしいと思うのと、入札の
部分になるかもしれないんですけど、HUAWEI(ファーウェイ)を使うか使わないかという
部分も含めてやらないと、結局、買ったけど、日本政府が使わないとなったときに、その
端末全部を廃棄しないといけないので、今後の技術的なアップデートも見ていただきたいと思います。これは意見。
もう1つ
質問は、前回、
教育委員会の中で
OSのアップデートのオーバーサポートというか、有償サポートを
補正を組んでやらないといけなかったという事実があるんですけれども、この辺については、
企画としては同じようなことが、買取りだったんですよ。発生するのではないかなと思いますけど、その辺についてはどういうようなお考えをお持ちなのかという、担当課ではないんでしょうけど、
企画としてはどういうふうに感じているのかというのはありますか。
○
委員長(
上里直司)
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
まず、
端末以外のサポートについてなんですけれども、今
年度に関しましては、この
国庫補助の対象になります。次
年度以降は
国庫補助の対象になりませんので、今
年度負担が毎年、保守点検であったりとか、また
OSのアプリのアップデートであったりとか、そういった費用は出てきます。これは
国庫が当たるかどうかというのがまた、今のところ不明なところではございます。
○
委員長(
上里直司)
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
ちょっと分かりにくいんですよ。
最後の
質問は、前回の
OSの無償サポートの期限切れによって多額の
補正を組んだわけですけれども、そういうような観点でも
企画として
教育委員会に対して、いや、これは駄目というような観点は、考え、スキームというのはもう既に入っているのかどうなのかはあるんですか。それともこの
補助金を使うために、そこの
部分は
教育委員会に任せているという感じなのかというのをちょっと聞きたかったんですけど。
○
委員長(
上里直司)
休憩いたします。
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
今の
OSのアップデートについてですけれども、それを含めて
企画調整課のほうで査定をしております。
○
委員長(
上里直司)
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
また後で、これ以外のお金がかかることは避けるように、
OSのほうもちゃんとチェックをしていただけるならそれでいいのでよろしくお願いします。
最後にもう1個、今
年度の予備費ですね。いろいろ積み上げがあったりしたとおっしゃいましたけど、予備費は今、
幾らぐらい余っているんですか。
○
委員長(
上里直司)
休憩いたします。
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
上原曜一参事兼
企画調整課長。
◎
企画財務部参事兼
企画調整課長(
上原曜一)
現時点で約3億弱の予備費が残っております。
○
委員長(
上里直司)
大山委員。
◆
委員(
大山孝夫)
分かりました。
なぜかというと、ほかの議員も
コロナ関係でほかの
質問をしていたので、含みで言いますと、市内でPCR検査のセンターを、クルーズ船ターミナルでやっていたんですけど、閉じたので、病院がパンクしそうというのは結構方々から電話がかかってきています。その中で予備費がこれだけあるんだったら、多分、PCRセンターとか発熱外来というのは借上げではなくて、あそこの建物だけなので、多分、金額的にはできるところだし、あれは多分、
那覇市のホームページに書いてあるので
那覇市の
事業だと思うので、これは早急に考えていただきたいというのは、これはもう要望で終わりますので、私の
質問はこれで終わります。
○
委員長(
上里直司)
ほかに
質疑はありませんか。
(「進行」と言う者あり)
○
委員長(
上里直司)
ないようでありますので、本件についてはこの程度にとどめておきます。
休憩いたします。
(
休憩中に答弁者退室)
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
これより
議員間討議に入ります。
中村委員。
◆
委員(
中村圭介)
今回の新型
コロナ関連で、今回は
GIGAスクールが主でしたけれども、予備費の件に関しても、ある程度行政のほうで
執行している
部分があって、
議会がなかなか動きがつかめてないところもあるのかなというふうに感じていまして、9月定例会までちょっと期間もあるので、その間のどこかで取りまとめみたいなものの
説明を受けられるんだったら、
議会として受けたほうがいいんじゃないかなと思うんですけど、いかがですか。
○
委員長(
上里直司)
ほかに御意見はありませんでしょうか。
(意見なし)
○
委員長(
上里直司)
ないようでありますので、
議員間討議を終了いたします。
休憩いたします。
○
委員長(
上里直司)
再開いたします。
先ほど
議員間討議において
中村委員から発言のありました予備費の
執行状況については、
委員長から資料の要求を当局にさせていただきます。
以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
(午前11時38分 閉会)
───────────────────────────────────────
那覇市
議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和2年(2020年)7月30日
総務常任委員会委員長 上 里 直 司...